今日は背骨のお話です~腰部脊柱管狭窄症~
最近すっかり涼しくなってきました。
秋刀魚の美味しい季節ですね。秋刀魚を食べると背骨がでてきます。今回は背骨、腰にまつわる病気のお話です。
さて腰部脊柱管狭窄症とはどんな病気なのでしょうか?
病名を分解すると、腰の脊柱管という管が狭くなる病気となります。背骨の中心に脊髄神経を入れている脊柱管という部分があります。この病気では脊柱管がさまざまな原因で細くなってしまいます。その結果片方の脚が痛くなる坐骨神経痛や両方の脚やお尻のあたり、陰部のあたりがしびれたり、痛くなったりする症状を出してきます。姿勢良く歩くと症状がひどくなるので、腰を前かがみにして歩くようになってしまったり、歩いていても一定時間休むようになったりします。このような状態を専門用語では「間欠性跛行」といいます。
治療は血管を広げるお薬や点滴(プロスタグランジン)や仙骨神経ブロック、レントゲンをみながら神経根に直接薬を入れる神経根ブロックなどがあります。これらを行っても症状が取れない場合は、手術となります。
手術も色々な方法がありますが、基本は狭い管を広げる手術になります。下の写真は腰のMRI画像の術前と術後です。狭い部分を手術で広げて症状の改善を目的とします。
秋刀魚の美味しい季節ですね。秋刀魚を食べると背骨がでてきます。今回は背骨、腰にまつわる病気のお話です。
さて腰部脊柱管狭窄症とはどんな病気なのでしょうか?
病名を分解すると、腰の脊柱管という管が狭くなる病気となります。背骨の中心に脊髄神経を入れている脊柱管という部分があります。この病気では脊柱管がさまざまな原因で細くなってしまいます。その結果片方の脚が痛くなる坐骨神経痛や両方の脚やお尻のあたり、陰部のあたりがしびれたり、痛くなったりする症状を出してきます。姿勢良く歩くと症状がひどくなるので、腰を前かがみにして歩くようになってしまったり、歩いていても一定時間休むようになったりします。このような状態を専門用語では「間欠性跛行」といいます。
治療は血管を広げるお薬や点滴(プロスタグランジン)や仙骨神経ブロック、レントゲンをみながら神経根に直接薬を入れる神経根ブロックなどがあります。これらを行っても症状が取れない場合は、手術となります。
手術も色々な方法がありますが、基本は狭い管を広げる手術になります。下の写真は腰のMRI画像の術前と術後です。狭い部分を手術で広げて症状の改善を目的とします。